学習

徹夜とはもうおさらば!成績を上げる,テスト前の【最適な睡眠時間】とは?

「勉強において睡眠は超大事!」というのは常識.とはいえ実際に実践できている人は結構少ないんですよね.

特に,学生の試験前とかになるとさらに睡眠時間は短くなってしまいがちです.「一夜漬けすればどうにかなる!」って思うんでしょうか.私自身も他人ごとではないですが….実際,ある調査では,期末試験前に8時間以上睡眠をとっている大学生の割合は10%以下だったとか.



で,アメリカのベイラー大学の研究(R)では,「試験前は一夜漬けより8時間以上の睡眠をとった方が成績が高い!」って内容になっていて面白かったです.

実験の概要はざっくりこんな感じ.

  1. 学期の最後の授業後,「試験日まで,毎日睡眠時間が7時間を下回ることなく,かつ平均睡眠時間を8時間以上という条件を満たした場合には,ボーナスポイントを与える」と説明して参加者を集める.
  2. 参加者にはアクチグラフをつけてもらって,睡眠状況を観測するとともに,試験の結果を調査する.


みたいになってます.要するに,試験までの約1週間,8時間以上の睡眠をとる「8時間睡眠チャレンジ」によって成績にどんな影響が出るのかを調べたわけですな.



でもって,結果がどうだったかと言いますと,

  • 8時間睡眠チャレンジに成功した人は平均して8.5時間の睡眠をとっていた.
  • 8時間睡眠チャレンジに成功した人は,失敗した人,チャレンジに参加しなかった人に比べて,試験の成績が高かった.
  • この結果は,試験前までの成績等を調整した後でもなお確認された.


って感じだったそうです.原因としては,時間の制限を意識した結果として学習効率が上がったり,試験当日に最大のポテンシャルを発揮できたりといった点が考えられます.

でもその辺は「8時間睡眠を死守する」ってルールを守ればある程度勝手に起きることですから,とにもかくにも「8時間睡眠の確保」ってのを固く守るだけでも成績はアップするかもしれなません.つまり,試験1週間前から「必ず8時間以上睡眠をとる!」って決めて実行すればそれだけで成績が上がるんじゃないか,と.



研究者曰く,

学生は試験の成績を犠牲にすることなく(もしかしたら向上すらさせるかもしれない),しっかり睡眠をとることができるのだ.


とのこと.「試験前は知識を詰め込まないといけないから,睡眠時間を削るのはやむを得ない!」って考えがちだけど,睡眠時間を削らずともいい成績は十分獲得できるよ!ってことですな.

まあこの実験は小規模ですし,個々人によって最適な睡眠時間もありましょうが,たとえ試験のような大事なイベントがあったとしても,なるべく睡眠時間は削らない,睡眠リズムは崩さないっていうのは意識しておくといいかもしれないですね.一日睡眠時間を削るだけでも脳機能が十分低下するということもわかっていますし.私も気をつけなければ……

参考になれば幸いです.質問やコメントなどありましたらTwitterなどでご連絡いただけると嬉しいです.



それではっ!

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