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断食って健康な人にとっては実際どうなの?効果はどのくらい続くの?を調べた研究のお話

最近では「断食」や「プチ断食」が健康や美容にいい!みたいな話をよく聞くようになりました.私自身も日々プチ断食を実践していて,たまに一日水やお茶しか口にしない「断食」もしていたりします.

でも断食の効果を調べた研究って,肥満のヒトを対象にして,断食直後にどのくらい健康指標の改善に効果があったか?みたいに調べたものが多かったりするんですよね.で,短期間の断食の効果が長期的にどう影響するのか,健康体の人にはどう影響するのかみたいなデータが意外と少なかったりするんですが,この辺の問題について,調べてくれたデータ(R)が出ていて参考になりました.



これは18歳から99歳までの1422人の男女を対象にした実験で,4日間から21日間の間でブヒンガー断食言われる断食法を実践してもらったそう.参加者は,63.4%が非肥満者だったらしい.ブヒンガー断食ってのはこの実験では,

  • 断食スタートの前日には,600kcalのベジタリアン的な食事をとる
  • 断食中は一日3Lの水かお茶と,250mlの野菜,果物のジュース,250mlの野菜スープを飲む


みたいな感じで実践されたらしい.こんな感じで一日200~250kcalくらいに絞って食事をとってもらったわけっすね.この断食を特定の期間継続してもらって,その後1年たってからどのくらいの影響が継続しているのか,またそもそも安全性は大丈夫なのか?みたいなポイントが調べられたわけです.

で,その結果はというと,

  • すべてのグループで,体重,腹囲,血圧が低下していた.その影響は断食期間が長かった人ほど大きかった.

  • 血液中の脂質,糖調節機能,グルコース,ケトン体レベル等の改善がみられた.

  • 身体的,感情的な幸福度が向上し,93.2%の参加者が激しい空腹感は感じなかったと報告した.

  • 主観的な健康への不満を持つ参加者のうち84.4%がそれらが改善したと回答した.

  • 断食による悪影響は1%未満だった.



みたいな感じ.要するに,この方法によれば4日から21日くらいの断食なら特に安全性に問題はなく,心血管系の疾患とか病気のリスクを減らしつつ,それなりに楽しく継続できるってことですね.



極度の空腹感にさいなまれると逆にストレスにとらわれちゃって日常のあらゆる場面で支障が出る可能性も大きいですから,そこまで空腹感を感じなかったというのも大きいですね.もちろん最初の数日はきついかもしれませんが,慣れてしまえば意外と余裕になってきます.これはプチ断食でも同じですね.



また,因果関係はわかりませんが,4日間の断食で1年後にもその効果がみられたということで,結構長期的な影響があるのかもしれません.



個人的には今まで通りプチ断食を継続しつつ,たまに数日くらいの断食をしてみようかなーと思っております.

参考になれば幸いです.質問やコメントなどありましたらTwitterなどで連絡いただけると嬉しいです.

それではっ!

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