メンタル

30年前と現代の男性のマグナムの大きさの大規模比較、サーフィンやハイキングでうつ改善、一回瞑想するだけで頭よくなる

ここ30年で男のイチモツがデカくなった?

男性のブツの長さって昔と比べてどう変わったの?みたいなところを真剣に調べた研究がスタンフォード大学などから発表されておりました。

こちらは、PubMed、Embase、Cochrane Libraryから1942年から2021年までの期間に発表された75件の研究を集めて分析した系統的レビューとメタ分析となっておりまして、合計55,761人のブツの長さのデータが含まれていたらしい。さらに地域、人口種類、発表年代などの要因による差異や傾向を調べるために、サブグループ分析やメタ回帰分析も行ったんだとか。

その結果、どんなことが分かったかといいますと、

  • 全体的に、ブツの長さの平均値は、通常時:8.70 cm(95%信頼区間:8.16-9.23)、勃起時:13.93 cm(95%信頼区間:13.20-14.65)だった
  • ブツの長さは地域によってばらつきがあった。例えば、勃起時の長さは、アフリカが最も長く(15.29 cm)、アジアが最も短かった(12.34 cm)
  • 勃起時のブツ長は時間とともに有意に増加した(QM=4.49, df=2, p=0.04)。全体をまとめると、過去29年間で24%も伸びていた
  • ただし、この傾向は地域によって差があり、具体的にはアジア人とヨーロッパ人で最も大きく増加し、北米の男性のブツはわずかにサイズダウンしていた

って感じだったらしい。まあその原因やメカニズムはまだ不明ですけど、ホルモンや栄養などの環境因子や遺伝的な要因が関係している可能性があるんじゃね?みたいなことが考察されてました。要するに、ヨーロッパやアジアでは、近年身長が伸びているのと同様に栄養状態の改善が影響した一方で、北米では食べすぎや座りっぱなしになってることが関係しているのかもねーってとこですね。

まあこの結果を受けて日常の生活をどうこうしようってのはなかなか難しいですけど、面白いトピックだったので取り上げてみました。

うつ治療に意外なアプローチ?

「サーフィンやハイキングでうつ病の症状をかなり改善できるのでは?」みたいな研究が出ていたのでメモ。たしかにこれまでも自然の中での活動や身体活動がメンタルにいい影響を及ぼすことは多くの研究で示されていましたから、両者を組み合わせたアクティビティで大きな効果が得られる、と言われても決して不思議ではないでしょうな。

この研究では、大うつ病(MDD)と診断されている米国の現役軍人96人を対象に、6週間のサーフセラピーとハイクセラピーのグループに無作為に割り付けたうえで、プログラムの前後、および3か月後に、臨床医による評価や自己報告の測定を行ったらしい。また、各活動セッションの前後に、うつや不安の程度を測定する簡易な尺度も用いたんだそうな。

その結果は、

  • ハイキングセラピーまたはサーフセラピーのいずれかに参加した人、またより多くのセラピーセッションに参加した人は、平均して、研究後に顕著な症状の改善が確認された。これらの効果は、服用していた薬や心理療法プログラムには依存しなかった
  • ハイクセラピーのグループはサーフセラピーのグループよりも平均的なうつのスコアが高かったものの、症状改善の傾向にはグループ間で有意な差はなかった
  • うつ病の診断ステータスに関しては、プログラム後ではグループ間に有意な差はなかった(p = .401)が、3か月後ではサーフセラピーの参加者がハイクセラピーの参加者よりもうつ病から寛解する可能性が高かった(p = .015)

って感じ。要するに、程度の差こそあれ、サーフセラピーとハイクセラピーはどちらも統計的にも臨床的にも意味のある改善につながった、というわけですね。3か月効果が持続するとなると、人によっては抗うつ薬より効果が高いかもしれないっすね。

まあ軍人以外の人にも一般化できるのかとか、心理療法や薬物療法を続けていた点はどうなのか(統計的に調整しているとはいえ)、とか限界はいろいろありますけど、薬が効きにくいなーって方は自然の中でのアクティビティを増やしてみるとよいかもしれませんね。

マインドフルネス瞑想って一回やるだけでも効果あるの?

ふと、最近マインドフルネスについてあんま調べてないなーと思っていろいろ眺めてたら、面白い論文がいくつか見つかったんで、とりあえずここでは一個シェアしておきます。

これがどんな研究かといえば、「マインドフルネス瞑想を一回するだけでも認知パフォーマンスは改善するんだろうか?」みたいな内容になってます。要するに、マインドフルネスを数か月、数年と続けてる人の脳の働きが優れてるのはよく知られてるけど、一回のセッションだけでも即効的に意味あるんすか?ってとこですね。

具体的には、まず、瞑想経験者22人と未経験者20人を集めて、ストループ課題に取り組んでもらった後、以下の2つの介入法を試してもらったんだそう。

  • マインドフルネス瞑想:基本的な呼吸法を用いた10分間のマインドフルネス瞑想
  • 注意リスニング:音楽や自然音などを聴きながら注意力を10分間保つ

その後10分間の休憩時間を挟んで再び認知機能テストを行って、反応時間、注意のコントロール力にどんな違いが出るのかを測ってみたんだそう。

実験の結果、どんなことが分かったかといえば、

  • 両方の介入群で、介入前と比較して、介入後に反応時間が速くなったが、マインドフルネス瞑想を行った場合にもっともはやくなった
  • また、この効果は瞑想の経験に依存しなかった

だったそう。要するに、これまで瞑想をどれだけやってきたかに関わらず、10分程度の瞑想を1回してみるだけですぐに注意力や認知パフォーマンスが向上するぞ!ってわけですね。

瞑想を続けられない!って悩みを抱える原因の一つに「効果が出るのが遅すぎる!」ってのがありますけど、こういうデータを見ると、瞑想を続けるモチベーションになりますよねぇ。

ちなみに、マインドフルネスのトレーニングが続かない!って人は自然(の画像)を見ながら取り組むとマインドフルネスにおける認知的な負荷が減るぞ!みたいな話もあって、こちらもご参考までに。

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