健康

スーパーエイジャーたちの意外な習慣の話。運動、人間関係から飲酒、カフェインまで。

前回、スーパーエイジャーの脳の話をしたんですが、今回は、スーパーエイジャーたちが行っている習慣についてメモ。

年の取り方というのは、遺伝的な要素とは関係なくて、生きていく中での「選択」の積み重ねで決まる!という主張があって、根拠も増えてきているので、寿命や健康寿命は日ごろの生活における工夫次第でどうにもなりうる!と考えられるわけです。

例えば一日5分間だけ運動を続けてみたとすると、1週間で35分、1か月で2.5時間、1年で30時間、5年で150時間、10年で300時間と積み重なっていきます。

人生は長期戦ですから、このように小さな習慣でも積み重なるとやったかやらないかによる違いは相当なものになりかねないのです。

なので、今自分自身が何歳であったとしても、スーパーエイジャーたちの習慣から学べることは学んで生活に組み入れることで、これからの人生を明るくすることができるかもしれません。

ってことで以下では、90歳以上の人々を15年以上にわたって追跡した調査(R)でわかった、長生きをする人たちが共通して行っている習慣についてみてみたいと思います。

一番大事なのは人間関係!

もっとも長生きとの相関がみられたのは、長年にわたる親密な人間関係ということがわかりました。

孤独は早死にするとか言われる通り、やっぱり人間関係は長生きという面においてもとても重要ということですね。

もっとも、友達が多ければ多いというわけではなくて、内向的な人でも、信頼できる2,3人の親友と呼べる友だちがいれば十分長生きはできると考えられます。

浅いつながりの関係をいくら多く持っているよりも親友を一人持っておく方が重要なのです。

親友の席が近いだけで仕事の生産性とかまで爆上がりするということもわかっている通り、一人の親友がそばにいてくれるというだけで人間にとっては本当に大きな力になるのです。

親しい友達がいれば、互いに競いあったり、協力したりして、運動とか、健康へのポジティブな行動にもつながりやすいのかもしれません。

メンタル的にも安定しますしね。

意外とお酒を飲む

次に、一日ガラス数杯のお酒を飲んでいる人のほうが、全く飲まない人に比べて長生きしていたということがわかりました。

「酒は百薬の長」という言葉がありますが、これに対して現在科学的には否定的な立場が主流で、ほんのちょっとのアルコールの摂取でも、健康へのネガティブな影響が確認されているのですが、スーパーエイジャーたちは積極的に、適量のアルコールをたしなんでいました。

アルコールによる肉体的なダメージよりも、友達と飲むことで得られるメンタル的なポジティブな感情や、リラックス効果等がより大きな影響を出しているのかもしれません。

だとすれば、お酒を使わなくても、積極的な人間関係を作っておいたり、メンタル的に良好な行為を行うことで同等の効果を得られる可能性は十分あると思います。

禁酒することによるストレスとかも人によってまちまちだったりすると思うので、自分にあったスタイルで、継続できる形で実践することが大事といえるかもしれません。

カフェインもよくとってる

これもアルコールと同様に、カフェインを全くとらない人よりも適量とっている人のほうが長生きしていました。

カフェインは、時間と量を守れば、エネルギーレベルが向上したり、生産性が向上することが多くの研究でわかっていますので、苦手でない人以外は積極的に取ってみるといいのではないでしょうか。

コーヒーが苦手ならお茶とかでもいいと思います。


やっぱり運動

スーパーエイジャーたちがよく運動しているという点については、誰もがうなずけるのではないでしょうか。

調査では、一日15分以上運動している人はそれ以下である人よりも長生きで、一日30~45分くらいまではその効果が増加したけれど、それ以上は特に関係していなかった、ってことがわかりました。

もちろん90歳以上の人を対象に行われている調査ですから、20代や30代、40代とかの人たちがどのくらいの運動をすべきかはこの結果からははっきりしませんが、90歳になっても毎日元気に15分以上余裕で動けるような体を作り、維持できるだけの運動習慣を構築することが大事になってくるでしょう。

筋トレでも有酸素運動でも、とりあえず始めてみるということがまず大事かもしれません。

日本では、よく、「やりたいけどやれていないこと」を調査したりすると、運動は英会話と並んで上位にランクインしてくるものですから、とにかく始める、は結構大事かと思います。

趣味!

別に内容は何でもよくて、とにかく趣味に励んでいる人は、寿命が長い!ということがわかりました。

特に一日数時間も趣味に使う人は、より寿命が長かったそう。

もちろん90歳ともなれば多くの人が、仕事をすでにリタイアしているでしょうから、時間が十分にあると思いますので、若い人たちが同じように趣味に時間を費やせば長生きできるとは単純には言えないでしょう。

もっとも、仕事を引退して、やるべきことがなくなってしまって喪失感を抱かないように、年をとってもできるような趣味を早めの内に見つけておくのはいいかもしれません。

例えば今は趣味でクライミングをしているという人だって、いつまでも続けられるとは限りません。

なんで、クライミングのほかに、何か音楽とか、ガーデニングとかある程度体力が衰えても十分できるような趣味を発掘してみるといいと思います。

意外と太ってる?

70代の時に肥満体であった人のほうが、標準体型の人、痩せている人よりも寿命が長いということがわかりました。

この結果に対しては、

若いときには、痩せているのも悪くはないが、年を取ってから、痩せているのはよくない。

とコメントされています。

その根拠ははっきりしていませんし、高齢者を対象にした研究でも、肥満には様々な健康影響が確認されていますから、積極的に太るべき!と手放しに推奨することはできません。

年を取ったらやせているよりは太っていた方がいいかも?くらいの認識にとどめておくかと思います。

認知機能を維持するには?

高い認知機能の維持と相関がみられたのは、以上の内で、運動、すなわち身体的なパフォーマンスと、筋力だけでした。

やっぱり運動によって脳への血流を増やすことが大事なのかもしれませんね。

いくら長生きできたとしても、頭が十分に働かなくては、周りへの迷惑にもなりますし、何より自分自身の人生をより楽しめなくなってしまいます。

なんで、最後まで最高の人生にするためには、運動がやはり必要不可欠ということですかね。

認知機能と脳の関係

脳内でのイベントと、認知能力は必ずしも一致しないということが確認されました。

すなわち、脳内においては、アルツハイマーの症状が出ているけれど、日常生活における言動には全くもしくはほとんど影響が出ていないということがあり得るということ。

もっとも、逆に、脳内における症状がほんの小さなものでも、実際には、大きく認知機能の低下を感じさせる行動が増えるということもあり得ます。

これに関しては、複数の遺伝子と、習慣の組合せによって、脳内で起きている現象に対する抵抗や促進が起こっているのではないか、という主張がされています。

遺伝子はどうしようもないとしても、運動はじめ、習慣によって、認知障害等にも立ち向かえるかもしれないというのは、とても希望のある話です。



まあ、以上のことに関しては、どうしても因果関係ははっきりしないので、参考程度に頭にとどめておいてもらって、今の生活を見直すきっかけにでもしてもらえればいいのかなと思います。

そして、少しずつ、健康的な習慣を身に着けていってもらえればと思います。

参考になれば幸いです。それではまた。

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