【厳選5冊】2022年7月に学びをくれた素敵な本を紹介します

月一ペースでやってる「今月読んで面白かった本紹介」2022年7月編です!今月読めたのは26冊で、なかでもよかった5冊をまとめてみます。

アイデアのちから

みんな大好きハース兄弟が、アイデアを他人の記憶に残し、そのアイデアで相手の意見や行動を変えるためにはどうすればいいの?って問題に対する解決策を6つの基本原則にまとめてくれた一冊。

「大事なのはメリットよりベネフィット!」「統計よりストーリー!」みたいなアドバイスはよく聞くところではありますが、人によって主張がばらばらだったり、アドバイスの種類が多すぎたりで結局満足に実践できてないって人は少なくないんじゃないでしょうか(私もその一人でした)。その点、本書は6つのフレームワークとしてすっきりまとめられているおかげで使いやすさが段違い。

話術の才能やカリスマ性に関わらず有効であることは実証済みだし、特に総花的なスピーチをしてしまいがちな人にオススメです。

人はなぜSE×をするのか?―進化のための遺伝子の最新研究

あくまで「ヒトについての真面目な科学の本」です。

進化の絶対命題である「生存と生殖」とは切っても切り離せない関係にあるセックスですが、必ずしも本能のみに従うわけではないし、同性愛者も結構な割合でいる、さらに生殖能力は人生の中盤で失われてしまう、みたいによく考えてみるとヒトの性には不思議な点が数多くあるわけです。

本書ではこのような疑問に対してエビデンスベースの回答を提示してくれていて、真面目に性のことを知りたい!って人には激しくおすすめできます。ネットで学ぼうとしてもセックスビジネスの情報が大半ですしね。読了後にはヒトの性に関する正しい知識が大幅にアップデートされるのは勿論、普段の行為もより一層楽しめるようになるだろうなーとかおもいました。

バフェット帝国の掟 50年間勝ち続けて60兆円を生んだ最強ビジネスモデル

「経営者バフェット」として構築してきた、自立と信頼に基づくビジネスモデルと経営の本質にフォーカスされた一冊。バフェットがミッシブで経営者の誠実性の重要性を強調しているのは有名ですけど、実際の事例を知ることで改めて彼がどれだけ信頼を重視しているのかがよくわかりました。

バフェットのことばと行動から学べる「1+1=3」の法則は、中小企業のリーダーだけでなく、普段の人間関係でも使えるところは多いよなーと思いましたねー。

昆虫食入門

栄養満点!SDGs!食糧問題解決!などのポイントから近年世界的に注目が集まっている昆虫食。本書ではそんな昆虫食の歴史や、栄養、種類、人々の認識、食育との関係などが説得的にまとめられてます。

「昆虫食を始めるぞ!」「どうやって調理すればいいんだ?」ってよりも、「昆虫食って何よ?」「将来の食生活の変化を見越してちょっと知識を入れときたいな、、」くらいのまさに「入門」レベルの人にオススメです。

Atomic Habits (MR-EXP): An Easy & Proven Way to Build Good Habits & Break Bad Ones

タイトルの通り、日々の小さな習慣を最適化することで人生を変えようぜ!ってテーマの本。現時点で世界売り上げ500万部を突破しているだけあって非常に読みやすい。

内容はエビデンスに基づきつつも、より実用性に重きを置いているおかげで、「アイデアに閉じ込められて実行に移すことは一度もなかった」っていうあるあるの事態に陥る可能性は低そう。アインシュタインが「世界8番目の不思議」と呼んだ複利との共通点を多く感じまして、まさに「富であれ、人間関係であれ、知識であれ、人生におけるすべてのリターンは、複利からもたらされる」っていうナヴァル・ラヴィカントがしっくりきましたね。

分量も多くないし、英語も比較的平易なんで「新しい習慣をつくりたい!」「悪習慣をぶち壊したい!」って人に広くおすすめです。

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